岐阜城へ行きたいけれど、ロープウェイを使わずに登れるのか、きつさはどれくらいなのか迷っていませんか。
金華山には複数の登山道があり、選び方しだいで初心者でも歩きやすいルートがあります。
この記事では、岐阜城を徒歩で目指す方法を中心に、所要時間、難易度、アクセス、持ち物、周辺の立ち寄り先まで、失敗しにくい形で整理します。
岐阜城天守は2026年5月18日まで入場可能で、5月19日から2027年10月下旬予定まで休館です。あわせて、めい想の小径と鼻高ハイキングコースは山頂手前で行き止まりになります。
岐阜城にロープウェイを使わないで行く方法を最初に整理

岐阜城は金華山の山頂にあるため、ロープウェイを使わない場合は、金華山の登山道を歩いて登る形になります。
最初に押さえたいのは、歩いて行くこと自体は十分可能でも、ルートによって負担がかなり違うという点です。
観光気分で気軽に歩きたいなら道が整ったコース、登山らしさを楽しみたいなら勾配のあるコースというように、目的に合わせて選ぶことが大切です。
| 登山道 | 距離 | 所要時間 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 七曲り | 1.9km | 約60分 | 星1 |
| めい想の小径 | 2.3km | 約60分 | 星3 |
| 百曲り | 1.1km | 約40分 | 星4 |
| 馬の背 | 1.1km | 約40分 | 星5 |
ロープウェイを使わない場合は金華山の登山道を歩いて登る
岐阜城へは車で天守の近くまで直接行けません。ロープウェイを使わないなら、岐阜公園周辺から金華山の登山道に入り、山頂を目指します。
歩いて登る魅力は、城へ向かうまでの時間そのものが観光になることです。木々の中を進みながら少しずつ高度が上がり、山頂が近づくほど景色も気分も変わっていきます。ロープウェイの短時間移動とは違い、岐阜城に着いたときの達成感を味わいやすいのが徒歩登城のよさです。
金華山の主な登山道と難易度の違いをざっくり比較
金華山には複数の登山道がありますが、岐阜城を目指す人がまず比較したいのは七曲り、百曲り、馬の背です。
ざっくり言えば、七曲りは歩きやすさ重視、百曲りは短めでもしっかり登る道、馬の背は岩場もある上級者向けです。
距離が短いから楽とは限らず、むしろ短いコースほど傾斜がきついことがあります。時間だけで決めず、普段の運動量や同行者の体力まで含めて考えると失敗しにくくなります。
初心者が選びやすい七曲り登山道の特徴
はじめて金華山を歩くなら、まず候補に入れたいのが七曲り登山道です。
道幅が比較的取りやすく、整備された区間が多いため、観光の延長で挑戦しやすいのが強みです。もちろん坂道なので楽ではありませんが、急な岩場を連続して越えるような印象は少なく、落ち着いてペースを作りやすいです。登山に慣れていない方、家族で無理なく歩きたい方、ロープウェイ代をかけずに岐阜城を楽しみたい方には最初の選択肢になりやすいでしょう。
距離を短くしたい人が気になる百曲り登山道の特徴
百曲り登山道は七曲りより距離が短めで、時間だけ見ると魅力的に感じやすいルートです。
ただ、短いぶんだけ勾配をしっかり感じる場面があり、体力的には思ったより軽くないことがあります。名前の通り曲がりくねった道を進んでいくため、単調ではなく登山らしい感覚があります。普段から階段や坂道に慣れている人なら満足しやすいですが、観光のついでに軽く歩くつもりだと、想像より息が上がるかもしれません。
岩場が多い馬の背登山道はどれくらい険しいか
馬の背登山道は、金華山の中でもかなり険しい印象を持たれやすいコースです。
途中には岩場があり、足元だけでなく手も使って進む場面を想定したほうが安心です。景色や達成感は魅力ですが、軽装の観光スタイルで選ぶ道ではありません。とくに雨上がりや疲れが出てきた時間帯は転倒リスクが高まりやすいため、少しでも不安があるなら避けたほうが賢明です。岐阜城観光を主目的にするなら、まずは安全性を優先して考えたいところです。
2026年以降の改修工事と通行止めで確認すべき点
岐阜城へ行く前に、いちばん見落としたくないのが改修工事に伴う影響です。計画を立てる時期によっては、天守や山頂周辺の通行条件が変わります。
とくに徒歩で登る場合は、登山道そのものが通れても、山頂側で行き止まりや動線変更があると満足度が大きく変わります。ブログ記事やSNSの古い情報だけで決めるのではなく、出発前に岐阜市やロープウェーの公式案内を確認するひと手間が、当日のがっかりを防いでくれます。
岐阜城を徒歩で目指す人に向いている人と向かない人
徒歩での登城が向いているのは、景色や歴史だけでなく、道中の時間も含めて楽しみたい人です。少し汗をかいても旅の思い出になるタイプなら、かなり満足しやすいはずです。一方で、短時間で効率よく回りたい人、足腰に不安がある人、暑さに弱い人、小さな子どもと急ぎ気味で観光したい人には、無理のない方法を選ぶほうが安心です。ロープウェイを使わないこと自体が目的になりすぎると、旅全体がしんどくなることもあるので注意したいです。
初心者向けに七曲り登山道の歩き方をやさしく解説
ロープウェイを使わずに岐阜城を目指す記事では、やはり七曲り登山道の需要が高くなります。理由は単純で、歩きやすさと安心感のバランスが取りやすいからです。
初挑戦の方は、最短距離よりも、落ち着いて歩けるかどうかを重視したほうが結果的に楽に感じやすいです。ここでは七曲りを選んだときに知っておきたいポイントを整理します。
七曲り登山道の入口と道順を迷わず押さえる
七曲り登山道は、岐阜公園の南側にある金華山ドライブウェイ入口付近から入るルートとして把握しておくと分かりやすいです。最初に迷いにくいのがこのコースの大きな利点で、観光客でも比較的入りやすい印象があります。出発前に園内マップや登山道案内を見ておくと、現地で焦らずに済みます。岐阜公園エリアには案内の起点になる場所も多いので、まずは公園内で位置関係を確認してから歩き始めると、序盤の不安がかなり減ります。
七曲り登山道の所要時間と歩くときのペース配分
七曲りは、初心者向けといわれる一方で、片道を通して歩けばしっかり運動になります。大切なのは最初から飛ばしすぎないことです。登り始めで元気があるとつい早足になりますが、中盤以降に疲れが一気に出やすくなります。会話ができるくらいの呼吸を目安に、きつくなったら立ち止まる前に少し歩幅を小さくするだけでも負担は変わります。頂上で景色や岐阜城を楽しむ余力を残すためにも、登山というより長めの坂道散歩の感覚で進むのがちょうどいいです。
七曲り登山道で疲れにくくするコツと下山時の注意点
七曲りで意外と見落とされやすいのが、下山のほうが足にくるという点です。登りで体力を使い切ると、帰りの一歩一歩で膝や足首に負担を感じやすくなります。登る前から水分を少しずつとり、荷物は必要最小限にして、靴ひもをしっかり締めておくだけでも疲れ方は違います。下りではスピードを出さず、段差の着地を丁寧にすると安心です。疲れが強い日は、無理に別ルートで変化をつけるより、分かっている道を落ち着いて戻るほうが結果的に安全です。
体力別に百曲り登山道と馬の背登山道を選ぶポイント
七曲り以外を選ぶ人の多くは、少し登山らしい道を楽しみたいか、短い時間で登れそうに感じているかのどちらかです。ただし、岐阜城へロープウェイを使わないで行く場合、時間短縮だけを理由に急なルートを選ぶのは少し危険です。ここでは百曲りと馬の背を、観光目線でもイメージしやすいように整理します。
百曲り登山道は短めでも登山感がしっかりあるルート
百曲り登山道は、距離の数字だけ見ると挑戦しやすそうに見えますが、実際はしっかり登る感覚があるルートです。曲がりながら高度を上げていくので、平坦な散策とはかなり違います。それでも、岩場を越えていくような緊張感は馬の背ほど強くないため、ある程度歩き慣れた人には魅力的です。観光だけでなく、少し運動もしたい日に向いています。短時間で終わると思い込まず、汗をかく前提で服装や飲み物を準備しておくと快適に歩きやすいです。
馬の背登山道は上級者向けで両手を使う場面もある
馬の背登山道は、ルート名を見ただけでは難しさが伝わりにくいかもしれませんが、金華山でははっきり上級者向けと考えてよいコースです。岩場を登る感覚があり、足元の安定だけでなくバランス感覚も必要になります。写真映えや達成感を求めて選ぶ人もいますが、普段の運動不足を感じている方にはかなり厳しく映るはずです。観光中に軽い気持ちで入るより、登山として準備して臨むコースです。靴や天候条件が整わない日は、迷わず別ルートに切り替える判断が大切です。
迷ったときに無理をしないためのルート選びの基準
ルート選びで迷ったら、いちばん元気なときの自分ではなく、旅の後半で疲れた自分を基準に考えるのが失敗しにくいです。午前中でも暑さや混雑で消耗することはありますし、観光の前後に移動が入れば体力は思った以上に削られます。おすすめの考え方は次の通りです。
- 初めて歩くなら七曲り
- 普段から坂道や低山歩きに慣れているなら百曲り
- 岩場に慣れていて装備も整っているなら馬の背
このくらい慎重に分けておくと、無理のない岐阜城観光になりやすいです。
ロープウェイを使わない日に必要なアクセスと持ち物
徒歩登城を快適にするには、登山道の知識だけでなく、現地までのアクセスや事前準備も重要です。せっかくロープウェイ代をかけずに行くなら、移動で疲れすぎたり、靴選びを誤って歩きにくくなったりするのは避けたいところです。ここでは、岐阜駅から向かう場合と車で向かう場合、さらに持っておくと安心なものをまとめます。
JR岐阜駅や名鉄岐阜駅からのバスと駐車場情報
公共交通機関なら、JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から「岐阜公園・岐阜城」バス停へ向かう流れが分かりやすいです。バスを降りてから岐阜公園周辺に入れるので、徒歩登城のスタートもスムーズです。車の場合は岐阜公園周辺の駐車場を利用し、そこから歩き始める形になります。ここで気をつけたいのは、車で岐阜城まで直接行けるわけではないことです。山頂近くまで乗り入れられると誤解していると、現地で予定が崩れやすいので、あらかじめ麓スタートと考えておくと安心です。
服装や靴や飲み物など徒歩登城で外せない準備
ロープウェイを使わない日にいちばん差が出るのは靴です。街歩き用の滑りやすい靴より、底にグリップがあるスニーカーのほうが安心感はかなり変わります。服装は、汗をかいても調整しやすい重ね着が便利です。季節によっては山道に入るだけで体感が変わるので、羽織りを一枚持つのもおすすめです。飲み物は必須で、気温が高い日は量に余裕を持たせたいところです。手荷物は増やしすぎず、両手がなるべく空く状態を意識すると、登りも下りも楽になります。
トイレ休憩と時間管理で失敗しないためのチェック項目
徒歩で岐阜城へ向かう日は、出発前のトイレと時間配分をかなり意識しておくと快適さが変わります。登り始めてから困ると気持ちに余裕がなくなり、景色を楽しむどころではなくなりがちです。とくに午後遅めのスタートは、山頂での滞在時間が短くなりやすいので注意したいです。確認項目はシンプルで十分です。
- 出発前にトイレを済ませる
- 飲み物を持つ
- 日没や施設の最終時間を逆算する
- 疲れたら引き返す判断を持つ
無理をしない計画こそ、満足度の高い観光につながります。
岐阜城観光をもっと満喫する周辺スポットと回り方
岐阜城を徒歩で目指すなら、前後の立ち寄り先まで含めて組み立てると、旅の満足度がぐっと上がります。山を登って終わりにするのも良いですが、岐阜公園周辺には歴史や文化を深められる施設がそろっています。歩いたあとに静かな場所で余韻を楽しめるのも、このエリアの大きな魅力です。
岐阜公園と岐阜市歴史博物館で歴史の理解を深める
まず相性がいいのは、岐阜公園の散策と岐阜市歴史博物館です。登る前に立ち寄れば、岐阜城や信長ゆかりの背景が頭に入り、山頂で見る景色の意味が少し深くなります。逆に下山後に入ると、歩いてきた金華山の印象が歴史とつながって、観光が単なる移動で終わりません。岐阜公園内をゆっくり回るだけでも気持ちが整いますし、徒歩登城のあとに急いで次へ移動しなくていいのも嬉しい点です。半日観光ならかなり組み合わせやすい流れです。
岐阜大仏まで足をのばして半日観光を充実させる
山を下りたあとにもう一か所だけ寄るなら、岐阜大仏は相性の良い候補です。岐阜城のダイナミックさとはまた違った、静かで落ち着いた時間を過ごせます。歩いてきた体を少し休めながら、岐阜らしい歴史文化をもう一段深く味わえるのが魅力です。旅先では、派手なスポットより、こうした静かな場所が案外記憶に残ることもあります。岐阜城だけでは少し物足りないと感じる方には、移動しすぎず観光の密度を上げられる立ち寄り先としておすすめです。
長良川周辺まで広げて岐阜らしい景色と文化を味わう
時間に余裕があるなら、長良川周辺まで視野を広げると、岐阜らしさがぐっと増します。季節が合えば鵜飼という岐阜ならではの文化体験も選択肢に入りますし、川沿いの景色を眺めるだけでも歩いたあとの気分転換になります。岐阜城を山の上から見る歴史の景色、長良川を地上から感じる暮らしの景色、この両方を味わうと旅全体に立体感が出ます。ロープウェイを使わずに登った日の達成感があるからこそ、そのあとの時間までゆっくり楽しみたくなるはずです。
まとめ
岐阜城へロープウェイを使わないで行くなら、まずは自分の体力に合った登山道を選ぶことがいちばん大切です。
初めてなら七曲り、登山感を少し楽しみたいなら百曲り、岩場に慣れた人だけが馬の背を検討する、という考え方で大きく外しにくくなります。
あわせて、岐阜城の改修工事や山頂周辺の通行情報は時期によって変わるため、出発前の公式確認は欠かせません。
無理のない計画で登れば、岐阜城そのものだけでなく、岐阜公園や岐阜大仏、長良川周辺まで含めて満足度の高い一日になります。これから訪れるなら、最新情報を確認したうえで、自分にちょうどいい徒歩登城プランを組んでみてください。

